舌をみて「変だな」って思ったことはありませんか?
舌の表面に赤っぽい部分とその周囲に白っぽい部分があるような地図状の左右非対称の病変が現れることがあります。
これらの混在によって肉眼的に地図のように見えることから地図状舌と命名されています。 この病変は短い期間で地図の形が変化したりするので経過観察する場合が多いです。
原因は不明ですが、微生物による刺激だったり、自律神経失調にやる局所免疫機能の低下や、ビタミンB欠乏が考えられています。
また、小児や女性に多く、成人や高齢者には少ないとされています。
舌がおかしいなと思った場合には口腔外科で見てもらいましょう
歯科医師 関戸智帆