Q 01
このような症状は
ありませんか?

皮膚がかゆい

皮膚に赤い部分がある

皮膚にブツブツがある

金属で皮膚がかぶれる

皮膚がかゆい

皮膚に赤い部分がある

皮膚にブツブツがある

金属で皮膚がかぶれる

「ずっと、皮膚症状が治らない」
「皮膚科では治らなかった」
「金属を身体から外しても症状が
変わらない」

もしかしたらお口の中にある
歯科金属が原因
かもしれません
あなたのお口の中に、金属を使用した詰め物・被せ物・入れ歯などがありませんか?
アレルギーは、歯科治療で使用した金属が原因で発症することがあります。

口元や顔、手のひらなどに湿疹がでたり、変な味を感じるときなどは、歯科金属アレルギーを疑うことが必要です。
Q 02
歯科金属アレルギーとは?

まず、アレルギーとは、身体の中に入ってきた異物に対して、
自分を守ろうとする反応(免疫反応)が過剰になってしまう状態です。

この反応が、金属によって起こるのが金属アレルギーです。

歯科金属アレルギーというのは、歯科治療の際に使用される金属によって起こります。
唾液によって金属がイオン化され、全身で異常な反応を起こします。
特に、お口の周りや手や足などの汗が出やすい場所に発症しやすいです。

歯科金属アレルギーの発症傾向

患者年齢 8歳~84歳(平均50歳)
性別での差 女性>男性 女性のほうが6倍なりやすいです
Q 03
金属アレルギーの原因は?
代表的な症状

CASE01 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

手の平や足の裏に、水ぶくれや膿をもったブツブツ(膿疱)ができ、それが繰り返される病気です。 膿胞と一緒に赤み、かさかさ、ひび割れ、爪の変形を生じることもあります。 胸骨・鎖骨・肋骨などに痛み(胸肋鎖関節痛)を伴うこともあります。

CASE02 接触皮膚炎

歯科金属が、頬などの粘膜に接触して、アレルギー症状を発症することがあります。口の粘膜が荒れたり、舌にまだら模様が表れたり、扁平苔癬ができたりします。

CASE03 扁平苔癬(へんぺいたいせん)

ザラザラした鱗屑(うろこ状のくず)を伴う白い班点やレース状として見られます。
頬の粘膜,歯肉や唇に好発する難治性の粘膜疾患です。悪性腫瘍になる(ガン化)ケースがあるため、注意が必要です。必要に応じて病理検査を行います。当院は、口腔外科専門医が2名在籍しております。

CASE04 汗疱状湿疹(かんぽうじょうしっしん)

汗疱(かんぽう)とは、手のひらや足の裏などに小さな水ぶくれ(水疱(すいほう))や皮剥けなどができる病態です。
汗をかくと汗腺が詰まり、出口をふさがれます。 分泌されず皮膚内にたまった汗が炎症を起こし、水疱ができます。 さらにそれが破れて炎症を起こすことで激しいかゆみや痛みが生じます。 金属アレルギーの人によくみられる病気です。

アレルギーの原因となる代表的な歯科金属

アレルギーの原因となる
代表的な歯科金属

アマルガム
歯の表面の虫歯に使用されていた金属で、水銀を50%含んでいます。
海外では口腔内に使用できない違法金属です。口の中で水銀が溶け出して体内に蓄積されることで、金属アレルギー症状を起こすことがあります。
金銀パラジウム合金
被せ物や詰め物に使用される日本独自の歯科合金です。
パラジウムは、金属の中でもアレルギーの感作率約40%と最も高く、唾液に溶けてイオン化した金属が血流を通して、体中に影響を与え、臓器も含め身体のいたるところに症状が現れる可能性があります。 パラジウムは、クロム(発がんの恐れ)、インジウム(発がん性が確認)など共に、ドイツやスウェーデンではすでに治療に使用禁止とされている金属です。
銀合金
パラジウムの値段が高騰したことから、銀合金の使用が増えています。
容易にイオン化、酸化するため、歯肉が黒くなったりします。
銀合金もアレルギー感作率が高く、金属アレルギーの原因になりやすい金属です。できれば、お口の中に使用したくない金属です。
Q 04
治療の流れを教えてください

徳倉歯科口腔外科・矯正歯科では、歯科金属アレルギーが疑われる患者さんに対して、
皮膚科医との連携を大切にしています。
その上で、患者さんの治療予算や希望を把握し、治療計画を策定した後、
同意のもと治療をすすめていきます。

徳倉歯科口腔外科・矯正歯科では、
歯科金属アレルギーが
疑われる患者さんに対して、
皮膚科医との連携を大切にしています。
その上で、患者さんの治療予算や
希望を把握し、
治療計画を策定した後、
同意のもと治療をすすめていきます。

パッチテストスケジュール

パッチテストは藤田医科大学 総合アレルギー課にて行います。 ※こちらは仮のスケジュールとなります

1日目 貼布試料を上背部に貼る
2日目 受診の必要なし
3日目 貼布試料を剥がして判定
4日目 判定
5日目 判定して説明する
Q 05
歯科における
金属アレルギー治療は
何をするの?

原因となる歯科金属の除去、
非金属材料による再治療

パッチテストによりアレルギー陽性反応が示された金属と、お口の中で使用されている歯科金属を照らし合わせて、その詰め物や被せ物、入れ歯を除去するか使用をやめます。
その上で、アレルギーを起こしにくい/起こさない材料を選び、再治療を行います。

アレルギーの問題は複雑な原因・要因が絡んでいますので、歯科金属を除去しても、結果として、すべてのアレルギーが改善しない場合があります。
しかしながら、ひとつの原因としてアレルゲンとなる歯科金属除去を行うことは重要なことと考えています。

徳倉歯科口腔外科・矯正歯科が
金属アレルギー治療に強い理由

多数の皮膚科、アレルギー科との連携(病院/クリニック)

歯科金属アレルギーの治療は、皮膚科、アレルギー科の先生方との連携が欠かせません。
特に大学病院や、市民病院との連携や専門医との連携により、
より高度な治療が可能になると考えております。

金属アレルギー治療を得意とする先生方と複数のつながりがあるからこそ、
多種多様な紹介/連携が可能となっております。

口腔外科専門医が2名在籍

歯科金属アレルギーによる口腔粘膜疾患の専門家は、口腔外科医です。
徳倉歯科口腔外科・矯正歯科では、2名の専門医が在籍しており、
診断を行うことが可能です。

また、口腔外科医は全身的な疾患に対する知識が豊富なため、
皮膚科医との連携もスムーズに行えます。