HOME > お役立ち歯科知識♫ > 舌痛症について
お役立ち歯科知識♫
  • お役立ち歯科知識♫
  • 舌痛症について

    2019.04.07
    舌に異常が認められなくても痛みを感じている場合は舌痛症が疑われます。 
    舌痛症では、舌の先(舌尖)や外側(側縁部)が歯でこすれたようなヒリヒリする痛みを感じることが多いと言われています。
    金属アレルギー、血液中の亜鉛の欠乏、歯や補綴物(かぶせ物)の刺激あるいはホルモンバランスなどが原因であると言われていますが、原因が確定できない場合が多いです。
    中後年の女性に多く、舌癌を心配する患者さんが少なくありません。
    これらに加えて最近では、痛みを伝達して感じる神経回路に障害が生じているためだと考えられるようにもなってきています。
    歯の研磨、入れ歯の調整では改善しないことも多く、鎮痛薬・ステロイド軟膏・含嗽薬も一時的に効果が認められることもありますが、基本的には症状の改善は困難であることが多いです。
    治療において現在最も有効とされているのが、坑うつ薬を中心とした薬物療法とされています。
    坑うつ薬を服用した場合、早ければ4〜5日目から舌の痛みが緩和することも少なくありません。
    不眠などを伴うケースでは睡眠導入薬や坑不安薬(いわゆる精神安定剤)を併用することもあります。
    舌に痛みを感じる場合は、一度相談してみてはいかがでしょうか。
    歯科医師 森 昭徳
    ページトップへ