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  • 詰め物や周りの歯、痛んでませんか?

    2019.06.11
    保険の金属で被せ物や詰め物にしている場合の注意点として 保険の金属はとても固く強い力が加わる時、歯はたわみますが金属はたわみません。 
    そのため周りの歯が少しづつ傷んで崩れ詰め物との間に段差が出来てしまいます。
    段差にプラークが溜まってしまうのです。
    また、歯が大きくかけた場合もあります。噛む力が強い人程注意が必要です。
    次に、コンポジットレジンによる修復の場合の注意点です。
    コンポジットレジンは、名前だけ聞くと馴染みが無いように感じますが保険での白い詰め物、白い樹脂と聞けば分かる人が多いのではないでしょうか。
    コンポジットレジンはプラスチックとセラミック粒子の混合材料なので、時間が経つと汚れがついて着色したり、吸水して劣化していきます。
    また、歯の表層にあるエナメル質よりも軟らかいので噛んだりギリギリした場合にいずれ擦り減り隙間ができます。
    詰め物と歯の間に段差が出来てる場合プラークが溜まったり詰め物の周りが傷んで隙間が出来て菌が入り込み虫歯になる可能性もあります。
    欠けたり段差が出来ている状態で歯科医院に行かず反対側で食べている場合、 今度は反対側の歯の詰め物が取れたり傷んだりしてトラブルが拡大することがあります。
    また、よく詰め物が取れる方がいます。
    夜中に歯ぎしりしている方や噛みしめている方、 噛む力が強い方は詰め物の周りの歯質が傷みやすく詰め物が取れやすくなります。
    ナイトガードを使うなど対策が必要です。
    治療が終わるとそれで通院は終了と思わず、歯科医院にメンテナンスに通い定期的に診てもらうことが大事です。
    是非当院で治療を行いメンテナンスまでしっかり行い口腔環境を改善し、良い口腔環境を維持して行きましょう。
    歯科医師 中岡隆太郎
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