自分では気づきにくいだけに、「迷惑をかけていないかな…」とご心配な方も多いのではないでしょうか。
その正体は、有毒ガスです。
のっけから刺激的な物言いで恐縮ですが、本当のことなんです。
病的口臭は“魚が腐ったにおい”と例えられるような強烈なにおいを含みます。
そばにいるには我慢しなければいけないほどで、じつは、私たちが普段、患者様に対して診療をしていてもよくそのにおいを感じることがあります。
この正体は、有毒ガスのメチルメルカプタンといいます。
このガスは血管に入って体内をめぐり、身体に悪さをすることがわかってきています。
第一、自分の口から腐敗臭がするという状態が、身体に良いわけがありません。
完全に治療の対象です。
ミントの香りでごまかしたって駄目ダメ。
そのにおい、元からしっかり絶ちましょう。
重大な問題をはらむ口臭といかにすれば「おさらば」できるのかについて、次章にてお話します。
歯科衛生士長 恩田和
06:48
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