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    2019.04.28

    「詰め物、被せ物をしたところがまた虫歯になってしまっています。」と歯科医院で言われた経験がある方は多いと思います。
    この、詰め物や被せ物の周りが再び虫歯になってしまうことを"二次カリエス"と言います。
    お口の中は常に温かいものや冷たいものの急激な温度変化や、数十キロにも及ぶ噛む力などが加わります。こうした過酷な条件下では詰め物と歯との継ぎ目になんらかの不具合が起きてしまいます。
    こうしてできてしまったほんの小さな隙間に細菌や酸は入り込み、このように二次カリエスというものは起きてしまいます。
    また、すでに治療された歯の修復物の陰に隠れてにできてしまうため、ご自身ではなかなか気づくことができず、治療が遅れ、最悪の場合、抜歯が必要になってしまうこともあります。
    治療した歯を、治療した直後の良い状態で維持するためには、お口の中を"虫歯になりにくい状態に変えていくこと"と”お口の中の金属やセラミックが長持ちするようにメンテナンスすること”がとても大切です。
    そのためには"セルフケア"と”プロケア”が重要です。歯ブラシの当て方などは私たち歯科衛生士がしっかりとお伝えし、サポートさせていただきます。
    お口の中を綺麗に維持し、二次カリエスが見つかったとしても早期治療ができるように定期的なメンテナンスをしっかりとしていきましょうね。
    歯科衛生士長 黒宮実桜


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