HOME > お役立ち歯科知識♫ > 口内炎の話
お役立ち歯科知識♫
  • お役立ち歯科知識♫
  • お知らせ
  • 口内炎の話

    2019.04.22
    口内炎とは口の中の粘膜に起きる炎症の総称であり、一般的に口内炎と呼ばれているのが「アフタ性口内炎」です。アフタとは真ん中が白くて周囲を赤い境界で囲まれた直径6ミリほどの円形の潰瘍のことをいいます。舌や歯肉、頬や唇の粘膜などに強い接触痛を伴いますが、通常は1週間から10日程度で自然に治ります。原因として多いのがお食事の際に噛んでしまい傷口が炎症してしまったケースです。しかしストレスや疲労やビタミンb群の低下、体力が低下してる時にお口の中の細菌が増殖して、炎症が起きるとも言われています。しかし、今のところ明らかな原因はわかっていません。治療法は原因が不明のため治癒の促進と痛みの緩和を目的とした対症的な局所療法が行われます。ステロイド入りの塗り薬、貼り薬などがあり、薬効とともに患部への刺激を遮断する目的で使用します。レーザーを患部に照射する方法もあります。また口腔ケアを頑張っていただきお口の中を清潔に保ち、水分を十分に摂取することも大切です。ただしベーチェット病のようにお口の中のアフタだけでない症状の現れる病気もあります。また長期間自然に治らない口内炎に似た潰瘍は別の病気の疑いも考えられますのでそういう場合にはご相談くださいね。 
    歯科医師 丸山達也
    ページトップへ