テレビや雑誌などメディアでよく特集されているドライマウスといえば、みなさんよくご存知でしょうか
口腔乾燥症、、、名前の通りお口の中が乾くことが主な症状です
高齢の方に多い疾患で、読者の方のご両親、祖父母のかたもよく口が渇いてしょうがないなんて話していませんか?
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口腔内というのは髪の毛や虫など異物が混入するだけでとてつもない違和感を感じてしまうくらい敏感な存在です、その口腔内が乾燥してしまうと想像するだけでも嫌悪感がでてくるのではないでしょうか。
そんな口腔乾燥症ですが、引き起こす可能性のあるいわゆる原因と言われるものは多く存在します。一部を紹介しますと①老化②薬の副作用③糖尿病④ストレス⑤更年期障害⑥筋力低下⑦放射線治療⑧腎不全⑨シェーグレン症候群
など列挙すればきりがありません。これらほとんどに言えることはこの疾患はそれ単体で起こるものではなくて何かしらに付随する疾患であり、それらが誘発因子となり発症するものであるということです。そのため治療法となると対処療法がメインになっており、口腔内の保湿に努めるといったことや生活習慣の改善などになります。
また口腔乾燥症が誘発因子となり起こることも多く、口腔乾燥症の治療というよりそれら各病態に対する処置が必要になってきます。下記に口腔乾燥症により誘発されることを列挙します。
①舌痛症②う蝕③歯周病④口臭⑤カンジダ(感染症)⑥摂食・嚥下障害
こちらも列挙すればきりがないほど存在します。
もしご自身が口がいつも渇いて痛みがあるといったことがあればまず普段の生活を見返してみてください、それと常用薬などの確認などされたりすると良いです。とにかく口の中を保湿しておくことが大切です。
ご自身で原因がなかなかわからないとき、口が渇くがどうしたらいかわからななど、どんなお悩みでも当院でご相談ください。
副院長 山本将寛