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  • 血液疾患の薬と歯科治療の関係

    2019.02.27

    ・脳梗塞
    脳梗塞とは脳の血管が細くなったり、血管に血液の塊が詰まったりして、脳に栄養や酸素が送られなくなるために、脳の細胞が死んでしまう状態を示します。
    脳梗塞の既往がある患者さんは、血が固まりにくくなる薬を飲まれている方が多いかと思います。
    よく飲まれているのが、ワーファリン、バイアスピリン、パナルジンという名前の薬です。
    このような、いわゆる「血液をサラサラにする薬」を飲まれている方は、出血が止まりにくいかもしれません。
    お医者さんとの相談が必要なケースもありますが、基本的には抜歯などの処置の前に休薬は必要ないと言われています。
    自己判断での安易な服用の中止は合併症が生じる可能性があるので行わないでください。

    ・高血圧と脳出血
    高血圧とは血管の壁に強い圧力がかかっている状態を言います。そして脳の血管が破れると脳出血となります。
    このような病気をお持ちの方によく飲まれている薬にノルバスク、アムロジン、ディオバンという名前の薬などがあります。
    血圧は歯科治療のストレスにより高くなることがあります。主治医の指示がない限りは、降圧剤などの常用薬は、来院当日もきちんと服用してきてください。
    歯科治療によるストレス、また治療で用いる麻酔注射の影響で脳出血や脳梗塞が起こるリスクはゼロではありません。
    患者さんによっては、吸入麻酔薬を使用してストレスを軽減したり、血圧計を装着してこれらの再発防止に対応します。

    歯科衛生士長 恩田 和

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